生理痛を緩和する体操

ひどい生理痛は、骨盤の歪みによって引き起こされている場合もあります。骨盤を矯正するための体操を行うだけで、症状が緩和され、鎮痛剤を利用する必要がなくなった、という人もいます。そのため、試してみる価値あると思います。それでは、生理痛を緩和する効果のある、簡単な骨盤体操「腰回し運動」を紹介します。

 

まず、骨盤ベルトや骨盤用のゴムチューブを腰に巻いて、骨盤を固定してください。ベルトなどを巻く位置は、最も太ももが出ているところです。そして、肩幅に足を開いて、腰を右回り・左回りに10回ずつ回してください。このとき、頭は動かさないで、腰だけを動かすようにしましょう。この運動を、20~40回を1日の目安として、自分のペースで行ってください。

 

骨盤の歪みは、生理痛や冷え性、腰痛など、さまざまな障害を引き起こす原因となります。骨盤の歪みは、自分でチェックできます。その方法は、仰向け寝になって、足を肩幅に開いて、床から最も骨盤の高い位置までの高さを測ります。左右の骨盤の高さを比べてみて、同じ高さでなければ、低い方の骨盤は歪んでいると言えます。

 

また、鏡の前で、まっすぐに立ってみて、肩の高さや足の長さが左右で違っていたり、ネックレスがいつも同じ方向へズレてしまったりする人も、歪みがあると言えます。

 

それでは、左側の骨盤が歪んでいる人の体操を紹介します。まず、両足を前にして、少し開いて座ります。右手を後ろについて、ゆっくりと息を吐きながら、左手が右手に重なるように、右側に体をひねります。 そして、息をゆっくりと吸いながら、元の姿勢に戻ってください。歪みが右側の人は、左右逆で行ってください。どちらが歪んでいるかわからない場合は、やりにくい方を行いましょう。

 

ひどい生理痛で悩んでいる人は、この体操を試してみてください。