入浴で生理痛緩和
生理中は、お風呂に入るのに気が引けてしまいますよね。でも、生理中にお風呂に入ることは、精神的にリラックスできますし、ひどい生理痛を緩和させるためにも効果的なのです。
入浴は、血液の循環を良くする効果があります。お風呂上がりは、体がポカポカと温かくなったことに気づくのではないでしょうか。これは、血行が良くなったという証拠です。生理中は血行が悪くなりやすいので、入浴はそれを緩和させるのにとても良い方法なのです。
ただし、生理中にお風呂に入る際は、注意点がいくつかあります。まず生理1日目~3日目は、非常に経血が多い時期なので、タンポンを必ずしてお風呂へ入りましょう。
4日目からは、経血がだんだんと少なくなるので、タンポンを使用しなくても良いです。基本的に、経血の出口は、水によって閉じる構造になっています。しかし、湯船から出た瞬間は、経血が少し出てしまうこともあるので、そのことを頭に入れて入浴してください。
また、「お風呂が汚れてしまうから・・・」と、生理中は、お風呂へ最後に入る人もいるかもしれませんが、できれば1番に入りましょう。生理中には、肌だけでなく全身がとても敏感になっているので、他の人の汚れが残ったお風呂には、なるべく入らないほうが良いでしょう。やはり、一番に入るお風呂が、最も清潔です。一番に入ることができない場合は、湯船に浮かんだ汚れを、しっかりと取り除いてから入るようにしましょう。
入浴は、ひどい生理痛を緩和させる効果があるだけでなく、気持ちを落ち着かせてくれる効果もあるので、生理中のお風呂はとっても大切なのです。