鎮痛剤が効かなかったら
ひどい生理痛の症状を緩和させるために、「鎮痛剤」を利用している人は多いと思います。
鎮痛剤の利用は、過剰に服用しなければ、とても大きな効果があります。ところが、鎮痛剤を服用しても、全く効き目が現れなかった場合はどうしたらよいのでしょう。ひどい生理痛の苦しみは、女性にしかわからないの、薬を服用しても効かなかった場合は、とても心配になってしまう人もいると思います。薬が効かない場合は、まずその薬が自分に合っていないと考えてください。
基本的に、生理痛を緩和する鎮痛剤は、効能がどれも一緒なので、ほとんど成分も同じものが配合されています。ただし、多少の違いによって、その人の体に薬が合わないこともあります。特に、初めて服用する薬は、効果の現れ方が人それぞれなので、薬を続けて服用してみましょう。その薬に体がまだ慣れていないだけで、続けて服用するうちに、効き目が現れるかもしれません。
注意しなければならないのは、それまで服用していた鎮痛剤が、急に効かなくなってしまった場合です。そのような場合は、子宮内膜症などの病気にかかっている可能性があるので、一度婦人科を受診しましょう。
「子宮内膜症」は、子宮内膜が子宮ではない場所にできると病気で、痛みを伴う人と、ほとんど痛みを感じない人がいます。強い生理痛の人に、子宮内膜症にかかる人も多いようです。この子宮内膜症は、治療をきちんとすれば、必ず良くなる病気なので、気になることがあったら、すぐに医師に相談しましょう。